【映画】“ダーティ・グランパ”(息継ぎ出来ない下ネタの嵐)
✴︎✴︎✴︎視聴1度目✴︎✴︎✴︎
“内容がないよう...”
ザック・エフロン出演作は歌と筋肉と時々バスケットボール、その3つの成分で成り立っている(そうでないのもある)。
この作品をザック・エフロン寄りのファン目線で追うと、過激なギャグ・エロ・下ネタ路線に失望し拒否反応を示すかもしれないので注意が必要だ。
私は下ネタアレルギーというほどではないが割と下ネタにはヒヤヒヤしてしまう方である。頭が柔らかくないと言ってしまえばそれまでだが。
これはロバート・デ・ニーロ作品である。
伴侶(祖母)が亡くなり傷心の祖父は孫を運転手にしてフロリダへ旅に出る。独身に返った祖父は旅先で若い娘とセックスしたいとハメを外すというストーリー。
孫のジェイソン役、ザック・エフロンが脱ぎまくりで、サービス過多、かなり長い時間ザック・エフロンの裸体が眺められるのだけれど、そんなことして大丈夫か、そこまでしなくてもいいんじゃないか、大丈夫なのかしらと言う、お母さんのような気持ちにもなった。
祖父のディック役、ロバート・デ・ニーロの下ネタの密度が高く窒息しそう。5分に1度、シモのギャグを折り込まれると心が休まる暇がない。下ネタが会話の潤滑油だとしても、そんなに下ネタの需要ってある? 半裸での自慰シーン...誰得.........(横たわっていたが全裸に見え、ズボンを足まで下ろしていたのはともかく靴を履いたままするのは...)
おふざけなのだから目くじら立てたくないが出演作を全てコンプリートしたい、ロバート・デ・ニーロファン以外には、お薦めしない。
それでも今までの輝かしいキャリアぶち壊して、スーパー・エロ爺に徹してくれたロバート・デ・ニーロの役者魂にはやはり土下座でお礼を言いたいところだ。
友人役でダニー・グローバーも出ていたのだが、老人ホームで、伝説の珍獣ドラマ「アルフ」をテレビで見ていたのがおかしかった。ダニー・グローバーの下ネタにも困ったものなのだが大御所の下ネタは尊いと思えるようになれば生きるのは楽になる(かもしれない)。
あと、こんな人が!というのはオーブリー・プラザ。祖父がヤリたいと狙っている娘役で発見。悪い、ゴツい、はすっぱ。私もどこを見てるんだって感じだが水着から察するに胸もゴツいようだった。そこが“らしくて”いい!?
それにしても何で祖父は孫に指でカンチョーのマネをしたがるんだろ。何度もカンチョーシーンがあって、子供かよ!と毎回私はツッコミを入れたが、カンチョーが他の何より笑えるんだから、私も大概に単純で下品だ。
あと顔にペニスの落書きも真剣にになればなるほどおかしいものだよね。
✴︎✴︎✴︎視聴2度目✴︎✴︎✴︎
私的にはザック・エフロンを見るにしても2度は見ないであろう、コレクターズアイテム作品だと思ったが、2度目は心配性のお母さんのような気持ちは消え、爆笑しながら見れた。
下ネタは慣れであると言える。
内容がないよう...と思っていた点も2度目は意味深く考えれるようになり、くだらないと思っていたものこそ2度見ると新たな発見があるのかもしれない。
下ネタの破壊力の前では、教訓的ないい話は消え失せる。2回目には何となくの親子愛、いや祖父愛、孫愛を読みとることが出来た。
また忘れた頃に見たい。リフレッシュにいいと思う。
✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
(Amazonプライムで視聴)